top of page

経団連調査の2023年中小企業賃上げ平均は8,012円(3.00%)

阪尾コンサルティング事務所

 経団連から「2023年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果」の最終集計が公表されました。

 これによれば、2023年の中小企業の賃上げ総平均は8,012円(アップ率3.00%)となりました。昨年実績は5,036円(1.92%)でしたので大幅な伸びとなっています。なお企業規模別で見ると以下のような結果となっています。  100人未満 7,582円(3.01%)  100人以上300人未満 7,576円(2.88%)  300人以上500人未満 8,535円(3.11%)

 10月には過去最大の最低賃金の引き上げが行われ、また多くの初任給水準の上昇などを勘案すれば、来春もこの賃上げの動きは継続することになるでしょう。賃上げ原資を確保するための生産性向上や価格転嫁などの対策が求められます。


参考リンク 経団連「2023年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(最終集計 2022/8/10)」 https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/058.pdf

 
 
 

最新記事

すべて表示

育児・介護休業法のあらまし

子の看護休暇の拡充や、仕事と介護の両立支援制度に係る個別周知・意向確認等が義務化される改正育児・介護休業法の施行まで間近となりました。  すでに育児・介護休業規程の整備等を進めている企業も多くあるかと思いますが、そのような中、...

36協定を締結する際の注意点

「時間外労働・休日労働に関する協定」(以下、「36協定」という)は、企業の労務管理においてもっとも重要な労使協定であり、この締結・届出がなされない中での時間外労働・休日労働、または協定内容を超えた時間外労働・休日労働は労働基準法違反となります。4月に向けて36協定の締結を行...

Comments


株式会社ジー・エフ・イーコンサルティング

阪尾コンサルティング事務所

​埼玉県川口市川口6-8-23-301

048-253-0844

©2022 阪尾コンサルティング事務所

bottom of page