top of page
検索

企業応募の際、「給与以外」で重視したことのトップは「勤務地」

  • 阪尾コンサルティング事務所
  • 2023年11月1日
  • 読了時間: 2分

 最近、多くの企業が転勤政策の見直しを迫られています。そこで今回はマンパワーグループ株式会社が社会人1~3年目の男女400名を対象に実施した「企業の新卒採用早期化の実態調査」の中から、企業に応募する際に「給与以外」で重視した点についての結果を見ていきましょう。


 「企業に応募する際に、給与以外で重視したことは何でしたか?」という設問に対する回答は以下のようになっています。

52.0% 勤務地 50.0% 待遇・福利厚生 48.5% 会社の業種・業態 43.5% 業務内容・職種 37.5% 会社の知名度・ネームバリュー 33.8% 働き方の柔軟性(在宅勤務・フレックス) 32.3% 会社規模(社員数や業績) 28.8% 企業理念・経営方針・社風 24.5% 残業が少ない 12.3% グローバル企業 11.3% キャリアパス 9.3% 育児等のサポート


 このように企業に応募する際、「給与以外」で重視したことのトップは、待遇・福利厚生や業務内容・職種などを抑え、「勤務地」となりました。

最近は「転勤あり」というだけで就職候補から外されてしまうであるとか、転勤を命じたところ退職してしまったなどの話を聞きます。    現実的に、女性の社会進出やワークライフバランスの意識の高まりにより、転勤することが難しい社員が増えています。

今後、採用を考えれば、地域限定社員が原則となり、転勤の際には比較的高額のインセンティブを支給するような例が増加するのではないでしょうか。


参考リンク マンパワーグループ「企業の新卒採用早期化の実態(2023/10/11)」 https://www.manpowergroup.jp/company/press/2023/20231011.html

 
 
 

最新記事

すべて表示
腰痛の労災認定の考え方

従業員が腰痛になり、労働災害(業務上災害)として認定してもらえるのか、相談を受けることがありますが、もともと持病として腰痛があるようなケースもあり、判断が難しいこともあります。これに関して、2025年3月に厚生労働省よりリーフレット「腰痛の労災認定」が公開されましたので、以...

 
 
 
カスタマーハラスメント対策の取組支援

カスタマーハラスメントについては4月に東京都の防止条例が施行され、また国会でも対策措置の義務化を定める法案の議論が行われています。カスタマーハラスメントの問題が大きくなる中、厚生労働省では企業の取組を支援するために企業マニュアルや研修動画等をホームページに公開しました。以下...

 
 
 
年金制度改正法案が国会提出されました

いわゆる年金制度改正法案が、先週の金曜日に国会に提出されました。  公的年金の改正ポイントは、以下になっています。 働き方に中立的で、ライフスタイルの多様化等を踏まえた制度を構築するとともに、高齢期における生活の安定及び所得再分配機能の強化を図るための公的年金制度の見直し...

 
 
 

Комментарии


株式会社ジー・エフ・イーコンサルティング

阪尾コンサルティング事務所

​埼玉県川口市川口6-8-23-301

048-253-0844

©2022 阪尾コンサルティング事務所

bottom of page